アイオーネイチャーラボ株式会社
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都道府県民有林(人工林)の齢級別面積割合

8/11/2018

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平成29年の都道府県別の民有林(人工林)齢級別面積割合を比較してみました。グラフが多いため、本日は、1齢級(1年生~5年生)から10齢級までを下記に示します。文字が小さくてスミマセン。
1齢級では、北海道と宮崎県が高い割合となっていますが、3齢級から香川県が高くなりはじめ、5,6,7齢級では、最も高い割合となっています。7齢級は約12%を占めていて、約10本に1本が7齢級、つまり31年生から35年生ということになります。香川県全体の面積が約1.8万haと小さいことも影響しているかもしれません(特定の民有林が一斉に伐採されて造林された等)。
また、10齢級になると、他の齢級に比較して、突出した都道府県が少なくなっています。
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宮崎県と愛知県の民有林(人工林)齢級別面積変化

6/11/2018

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民有林の人工林の齢級分布が異なる宮崎県と愛知県のH19年、H24年、およびH29年の面積変化をこれまでに示してきましたが、それだけだと齢級ごとの3本の棒グラフが立ち、10年間でどの齢級の面積が減少したのかがわかりにくいので、それぞれの県のH19年と10年後のH29年での同じ森林での面積変化を下記に示しました。
愛知県では、H19年に10齢級だった森林がH29年に12齢級になる際に、約250haの森林が伐採されています。この変化が最も大きいです。13齢級以降は、各齢級で約100ha前後の伐採となっています。
一方、宮崎県では、愛知県と同様に10齢級から13齢級になる際に、約1万1千haが伐採等で面積が減少しているますが、8齢級か10齢級になる際に約1万ha、9齢級が11齢級になる際にも約6千が伐採されています。温暖な気候のため、樹木の生長が早いのが原因かもしれません。
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20齢級以上が多い愛知県の人工林齢級分布

5/11/2018

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ちょっと前に、平成29年度の愛知県人工林の20齢級(96~100年生)以上の面積割合が、約8%と、全都道府県で最も大きいと記載しましたので、平成19年、24年、29年の調査結果から、齢級別の面積を比較したものが下記グラフです(H19とH24の9齢級は、96年生以上含む)。
1齢級をみると、H19が335ha、H24が155ha、H29が124haと、再造林面積が減少していることがわかります。主伐(皆伐)自体の未実施、もしくは、主伐後の造林が未実施(造林未済地)、あるいは他の土地利用に変更等が想定されます。
また、標準伐期齢とされる10齢級以上での面積減少は少なく、H19年に10齢級の人工林が、H29年に12齢級のなる際に約259ha減少しているのが最も多くなっています。主伐の未実施あるいは、長伐期施業への移行が想定されます。
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各都道府県における人工林の民有林割合

4/11/2018

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宮崎県では、人工林に占める民有林の割合は、約7割となっていますが、全国の状況について、平成29年のデータからグラフにしてみました。
 割合の高い都道府県から並び替えています。最も民有林の割合が高い都道府県は、石川県で、約98%が民有林です。次いで、山梨県、大阪府、奈良県、東京都となり、19都道府県は、90%以上となっています。
 民有林の割合が最も低いのは、青森県で約50%となり、半分は国有林が占めていることになります。次いで、北海道、福島県、群馬県、秋田県と続きます。茨城県までの8都道府県は、東日本となります。低いほうから9番目が宮崎県となります。
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宮崎県民有林(人工林)の齢級別面積変化

3/11/2018

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宮崎県の人工林は、国有林と民有林に分かれますので、民有林のみの平成19年、24年、そして29年の齢級別面積の変化を下記に示します。
 面積が減少し始めるのは、H19年に6齢級の人工林が、H29年に7齢級になった時で、全人工林の場合が、5齢級が7齢級になる際ですので、民有林の場合、若干齢級が進んでから、主伐等が実施されている可能性があります。
 最も面積が減少するのは、全人工林、民有林人工林ともに、標準伐期齢といわれるH19年に10齢級の人工林がH29年に12齢級となる際で、同じ傾向となっています。
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宮崎県の人工林面積の変化

2/11/2018

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昨日は、宮崎県内人工林全体の平成19年からの5年ごとの齢級別面積を示しましたが、人工林には、国有林と民有林に大きく分かれます。民有林は、都道府県や市町村が所有する公有林と、企業や個人等が所有する私有林から構成されます。
 ちなみに、宮崎県での人工林全体と民有林の人工林の面積は以下の通りです。
       全人工林面積(ha)  民有林の人工林面積(ha)
 平成19年    356,247       252,570
 平成24年    350,110       248,001
 平成29年    332,270        232,368
 10年で、全人工林面積は、27,975ha減少し、その内、民有林は、20,202haとなります。主伐による皆伐後の再造林が未実施、あるいは、他の土地利用への変更等が想定されます。
 2万haは、東京ドーム4,230個分なので、かなり広大な面積となります。

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宮崎県における人工林主伐齢級について

1/11/2018

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昨日ブログのグラフから、平成29年における人工林の齢級別面積で宮崎県は、齢級の小さい(若い樹木)面積割合が比較的高いことがわかりました。この調査は、過去に平成19年、24年にも実施されていますので、面積がどのように変化したのかを下記に示します。
 平成19年の1齢級と29年の3齢級、同様に19年の2齢級と29年の4齢級と続けて比較すると、19年の4齢級から6齢級までは、面積が増加していることがわかります。つまり、29年に6齢級以下の人工林は、伐採されることなく維持(間伐等は実施されている可能性あり)されるとともに、過去に伐採された山が遅れて再造林された可能性があります。
 一方、19年に5齢級の人工林は29年に7齢級になる際に、少ないですが約97ha減少しています。19年に6齢級の人工林は、29年の8齢級になるまでに約1,500ha減少していることから、この齢級から主伐が本格的に実施されているようです。最も多く主伐が実施されているのは、19年に10齢級で29年に12齢級になる人工林で、約1.3万haが主伐として伐採されているようです。
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宮崎県と愛知県の人工林齢級級別面積割合比較

31/10/2018

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先日、都道府県によって、人工林の齢級(5年ごとに林齢を括ったもの)別の面積割合が異なることをグラフで表示しましたが、都道府県の中で1齢級(1年生から5年生)の面積割合が最も大きい宮崎県と、20齢級以上(96年生以上)の面積割合が最も大きい愛知県について、人工林齢級別面積割合をグラフしたものを下記に示します。
 宮崎県では、5齢級まで約3%前後の面積割合をキープし、10齢級が最も大きくなり、15齢級以上では1%以下となっています。
 愛知県では、4齢級まで1%以下と低く、徐々に割合が高くなり、12齢級でピークとなり、その後は約4%前後をキープして、20齢級以上は約8%を占めています。
 戦後、一斉に造林が実施されたようですが、その後の施業の違いによって、林齢分布が地域で異なるようです。
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行田の奈良漬

30/10/2018

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先日、行田市内の森林IoT「見ま森さま(MMS)」の更新作業に伺った際に、行田市の名産「奈良漬」をM宅ご主人から頂きました。
 行田市は、テレビドラマで「足袋」の生産地として有名となりましたが、市から申請していた日本遺産「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」が、平成29年4月28日に日本遺産として認定されていまして、奈良漬はそのストーリーの構成資産の一つとなっています。資料によりますと「足袋商店が得意先への贈答品として愛用している行田の奈良漬。足袋産業全盛期には、足袋商店の店先に漬物樽が 持ち込まれ、そこで漬けて持ち出されていた。」ようです。
  5月のMMSプロトタイプ機設置の際には、これも行田名物のフライ(小麦粉を溶いてねぎを入れ、薄く延ばして焼き上げたお好み焼きに似た郷土料理。足袋工場に勤める女工さんのおやつとして普及した)、ゼリーフライ(おからとジャガイモを混ぜて揚げたコロッケに似た郷土料理。足袋工場に勤める人々に、おやつとして愛されている )を頂きましたので、日本遺産に認定されている中での食べ物は美味しく頂きました。
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森林IoT機器(MMS)の更新

29/10/2018

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7月から埼玉県行田市内の屋敷林に設置して、動作確認の試験運用をしてきました森林IoT機器「見ま森さま(MMS)」の子機の電池交換等、ソラーパネルを低照度版に変更した親機の更新作業に行ってきました。
​ M宅は、親機の状況確認と、子機の電池交換をしました。親機の外側は若干汚れが見られましたが、ソーラーパネル側は傾いているので、発電を妨げる汚れや落ち葉等はありませんでした。また、内部に水が入った痕跡は見られませんでした。
​ A宅では、子機の更新(電池交換及びソフトウェア等更新)、親機のソーラーパネルを低照度版に変更した機器に変更しました。下記写真左は、交換した子機です、色が変わりました。
​写真中央と右は、交換した親機で、Sigfoxのアンテナを内蔵したタイプと外に出した2タイプとなっています。
​ これまでは、夏季の高温、また台風等の強風での動作確認試験でしたが、これからは、冬季の低温、降雪(降るといいですが。。)での動作確認試験となります。
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    井内正直
    アイオーネイチャーラボ株式会社 代表取締役
    森林IoT推進協会代表
    千葉大学大学院
    非常勤講師
    博士(学術)

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