林野庁から公表された平成29年木質バイオマスエネルギー利用動向調査結果ですが、同様の形式で平成27年、平成28年も調査が実施されています。
そこで、木材チップの由来別利用量の「間伐材・林地残材等」の全国総計を見ますと、約117万トン(絶乾)、約192万トン(絶乾)、そして、約263万トン(絶乾)と大幅に増加していることがわかります。 各都道府県で見てみますと、下記に示しますように、北海道、岩手、大分、宮崎、鹿児島が利用量も多く、増加量も多い傾向が見られます。 FITでの間伐材等由来の木質バイオマスによる発電における全国の新規認定容量の約138万キロワット(平成30年6月末時点)に対して、新規導入容量が約105万キロワットであることから、まだ間伐材・林地残材等の木材チップの利用量は増える可能性があります。
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Author井内正直 Archives
May 2024
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