先月31日の朝日新聞朝刊に、「木材の「盗伐「」相次ぐ」と題した記事が掲載されました。林野庁が3月にまとめた「無断伐採に係る市町村等への相談等の件数」を受けての記事のようです。
盗伐の背景として、①スギ丸太価格の上昇、②海外での需要が増加して、国産材の輸出量が10年前の2.8倍となっていること、③再生可能エネルギーの固定価格買取制度により、昨年9月までの約5年間に全国で82か所の木質バイオマス発電所ができ、木材需要が増加した点を挙げています。温暖な九州南部が全国に先立って伐採期を迎えていることから、これら地域で盗伐が最初に起き、森林ジャーナリストの田中淳夫氏は、「無断伐採は、今後、全国の山で起こる可能性がある」と警告しています。 また、田中氏は、「被害に遭わないためには、自分の山に興味を持って情報を集めるしかない」と呼びかけています。当協会が開発している「見ま森さま(MMS)」を自分の山に設置することができれば、山から遠く離れていいても、インターネット経由でパソコンやスマートフォン等で森林情報(倒れているか等)を集めることが可能です。盗伐被害防止対策として、ぜひご活用を検討ください。盗伐に関しては、以下の通り、NHKニュースでも取り上げられています。
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Author井内正直 Archives
December 2024
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