昨日ブログのグラフから、平成29年における人工林の齢級別面積で宮崎県は、齢級の小さい(若い樹木)面積割合が比較的高いことがわかりました。この調査は、過去に平成19年、24年にも実施されていますので、面積がどのように変化したのかを下記に示します。
平成19年の1齢級と29年の3齢級、同様に19年の2齢級と29年の4齢級と続けて比較すると、19年の4齢級から6齢級までは、面積が増加していることがわかります。つまり、29年に6齢級以下の人工林は、伐採されることなく維持(間伐等は実施されている可能性あり)されるとともに、過去に伐採された山が遅れて再造林された可能性があります。 一方、19年に5齢級の人工林は29年に7齢級になる際に、少ないですが約97ha減少しています。19年に6齢級の人工林は、29年の8齢級になるまでに約1,500ha減少していることから、この齢級から主伐が本格的に実施されているようです。最も多く主伐が実施されているのは、19年に10齢級で29年に12齢級になる人工林で、約1.3万haが主伐として伐採されているようです。
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Author井内正直 Archives
December 2024
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