林野庁からは、森林資源の現況に関して、都道府県別で集計した結果を、エクセルファイルで公表しています。そこで、人工林について、都道府県別の齢級割合を計算してみました。グラフは、都道府県は47、齢級は20段階で作成できますが、ここで一度にグラフを示すことは細かくなり見づらいので、一般的な人工林伐期齢級(10~12齢級前後)の前後、9齢級と13齢級の都道府県別人工林面積割合(%)を下記に示しました。
あくまで傾向ですが、北海道、東北、九州地方では、伐期齢級後の面積比率が低くなっており、反対に関東、中部地方では、高くなっています。低くなっている地域では、人工林の皆伐が実施され、高くなっている地域は長伐期施業あるいは管理放棄されている可能性が考えられます。終戦後、全国で一斉に造林が実施されましたが、その後の管理については、かなり地域差があるようです。
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Author井内正直 Archives
December 2024
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