台風25号が日本海を通過して、地震被害のあった北海道に向かっています。被害拡大にならないように祈るのみです。
さて、行田市内のA宅屋敷林に設置した8号機のMMS送信データの解析結果の続きですが、本日は気圧です。下記に示しました通り、997.4hPaから1,024hPaまでの分布となり、7号機に比べるとやや高めの気圧となりましたが、ほぼ同様の分布になったと思われます。熊谷市に設置してあるアメダスの気圧分布もほぼ同様でした。
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昨日、京成電鉄が運転見合わせことにより、学校が休校になるなどの影響がありました。ニュースによると、千葉県船橋市の京成電鉄の船橋競馬場駅の構内で、駅や信号設備に電気を送る電線から火が出て停電がおきたことが理由で、火災の原因は、台風24号の強風で海水の塩分が電気設備に付着したことによる「塩害」が原因だった可能性が高いということのようです。
台風24号が過ぎ去った翌日には、ベランダやエアコン室外機、さらに車のフロントガラス等に白い粉状のものが付着していて、台風の風にのって海水が運ばれてきたことが想像されました。マンション内の樹木も下記左写真に示すように、強風にさらされた側に塩害とみられる被害が発生しています。3日に柏方面に出かけた際も、同様の被害を見かけたことから、ネットで塩害の分布を調べると、下記右図に示すように、内陸部でも発生しているようです。 しかし、まさか塩害により電線火災が発生するとは想像していませんでした。台風の脅威を感じた1日でした。 九州から盗伐(違法伐採)のニュースが続いています。九州では台風接近も続いていますので、土砂災害等が心配です。
さて、昨日は行田市内のA宅屋敷林の設置してあります「見ま森さま(MMS)」8号機の親機内温度センサーのデータ集計結果でしたが、本日は湿度センサーのデータ集計結果です。 下記に8号機及び参考として7号機の湿度データを集計したグラフを示します。8号機の湿度センサーは、40~75%の幅となり、70%が最も多い236件送信となりました。7号機は30~80%でしたので、7号機の幅が若干狭くなっています。最も多い送信データは、70%と同じでした。 見ま森さま(MMS)8号機の親機内に設置してある温度センサーからの送信回数と温度について集計した結果を下記図に示します。また、7号機からの送信データと比較してみました。
8号機での温度の最小値は15.6℃、最大値は39℃となりました。最も送信回数が多かったのが、27℃で118回となりました。 7と8号機の温度分布を比較すると、最小値はほぼ同じでしたが、最大値は約8℃程度の差がありました。日当たりの違いかもしれません。両号機ともに、温度データの親機からSigfox中継機への送信漏れはありませんでした。 台風24号の影響も無く、見ま森さま(MMS)の7、8号機は、順調に運用を続けています。また、本日から行田市内のA宅(屋敷林)に設置したMMS8号機の約2か月間の通信状況について報告を続けます。
子機と親機には、加速度センサーを設置してあり、風や伐採等によって倒れたりすると、加速度センサーが反応して、普段とは異なる数値となり、それによって、樹木の状態を感知することが可能です。今回は、子機と親機のそれぞれのデータについて下記に示します。 子機は、親機からSigfox中継機までの総通信回数970回のうち、14回分が、子機から親機まで未送信(受信)でした。センサー数値は、「10」が約60%、「8.6」が約37%となりました。 親機は、「8.1」が約99%を占めて、安定した数値の送信結果となりました。 台風24号で被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
この台風24号は昨夜、長野県を通過しました。MMS7,8号機が設置してある行田市からも比較的近いことから影響が心配されましたが、送られてきたデータから、両号機ともに、無事であることが確認できました。 A宅設置のMMS8号機からは、29日の1時頃の送信を最後に、途絶えていましたが、今朝7:09に無事送信がありました。M宅は、昨夜も約1~2時間間隔で送信があり、下記の示す通り、台風の接近に伴い、気圧が急速に低下しているのがわかります。 なお、行田市近郊の熊谷のアメダスでは、9/30の24時に、最低の気圧977.3hPa、最高の風速13.0m/sを記録しています。 |
Author井内正直 Archives
March 2025
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