今年7月22日から、埼玉県行田市内の2か所の樹木に設置している見ま森さま(MMS)の7と8号機は、これまでほぼ順調に稼働して、データを送信しています。そのデータの詳細な分析は別途報告しますが、ここ数日のデータを見ていると、これまでと異なった傾向が見られます。
設置後は、台風が接近した以外は、太平洋高気圧の縁の部分に覆われているため、気圧は約1,010hPa前後を推移していました。ところが、秋雨前線が通過した今月11日の夜中頃から気圧が上昇し、12日の午前8時には、8号機で1,024hPaを記録しました。その頃の気象庁発表の天気図を下記に示します。1,024hPaの等圧線が埼玉県あたりを横切っているのがわかります。その中心には、大陸から流れてきた1,026hPaの高気圧があります。 夏の太平洋高気圧から、秋の大陸からの移動性高気圧への季節のチェンジが、樹木に設置したMMSからも感じることができます。
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Author井内正直 Archives
December 2024
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