MMS初号機では、姿勢の他に、温度(密閉容器内の温度で気温とは異なります)、ソーラーパネルの発電量、キャパシタの充電量をそれぞれ交互に送信しています。今日は、送信された温度及び、試験設置場所の最も近い熊谷地方気象台に設置してあるアメダスの気温データと比較してみました。
まず、MMS初号機の温度ですが、1,985回送信のうち、952回温度が送信されました。数値の分布は、8.1度から43.5度となりました。一方、同時間帯の熊谷地方気象台の気温(1時間間隔データ)は、8.0度から32.5度の分布となりました。密閉容器の影響により、温度が上昇していますが、その後の改良(通気性を確保するためのベント設置等)により、温度上昇は抑えられています(今後報告します)。下記グラフの横軸は、温度(気温)、縦軸は送信(観測)回数です。
0 Comments
Leave a Reply. |
Author井内正直 Archives
December 2024
Categories |