行田市内で試験運用しているMMSの親機内には、湿度センサーが設置されています。一般的に森林内の湿度は、樹木の葉からの水分蒸発により、林外より高いといわれています。4%から13%高いという調査例もあるようです。下記に、行田市内A宅の林内と林縁部に設置したMMSの最低湿度と、熊谷に設置している気象庁アメダスの最小相対湿度を比較したグラフを示します。
同じ観測方法ではないため、あくまで参考としての比較ですが、熊谷の気象データの振れ幅が広いのに対して、MMS2か所のデータは振れ幅が小さいようです。また、若干ですが、林縁部より林内部設置MMSの最低湿度が高くなっています。葉から水分蒸発の影響があるのかもしれません。
0 Comments
Leave a Reply. |
Author井内正直 Archives
December 2024
Categories |