昨年は、MMS(森林IoT:見ま森さま)の子機及び親機に内蔵された各種センサー情報を、京セラコミュニケーションシステム株式会社が提供する「Sigfox」という通信を利用して、インターネットにデータを転送し、自宅PC等で監視するシステム開発を実施してきました。
お陰様で、埼玉県行田市内の屋敷林に試験運用で設置した3機のMMSについては、これまで報告してきました通り、夏ごろから長期運用に成功しています。 Sigfoxは、低価格・低消費電力・長距離伝送を特長としたグローバルIoTネットワークで、下記に示しました通り、昨年12月3日に、利用可能エリアが人口カバー率90%まで拡大したとの発表があり、今年夏ごろには97%まで拡大するとの発表が京セラコミュニケーションシステムからありました。 一方、森林は居住地から遠く離れているところが多いため、Sigfoxではカバーできない森林が多くあります。 そこで、本年は、Sigfoxのカバー範囲外でも活用可能なMMSの研究開発を進めていきたいと考えています。
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Author井内正直 Archives
December 2024
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