平成28年1月22日、平成28~32年度の第5期科学技術基本計画が閣議決定されました。その第2章「未来の産業創造と社会変⾰に向けた新たな価値創出の取組」、 (2)世界に先駆けた「超スマート社会」の実現の中で、「Society 5.0」が提示されました。
サイバー空間とフィジカル空間(現実社会)が⾼度に融合した「超スマート社会」を未来の姿として共有し、その実現に向けた⼀連の取組を「Society 5.0」⇒ 「狩猟社会、農耕社会、⼯業社会、情報社会に続くような新たな社会を⽣み出す変⾰を科学技術イノベーションが先導していく、という意味を持つ」とし、今後、更に深化させつつ強⼒に推進することが計画されました。 この「Society 5.0」で実現する社会は、IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで、これらの課題や困難を克服することが期待されています(以上、内閣府ホームページより)。 当協会が推進している森林IoTは、森林との関係が希薄になってしまった現代社会において、森林の情報をリアルタイムに共有し、これまでとは異なる森林の活用方策等を、皆さんと一緒に考えるきっかけになって頂き、現在、様々な課題を抱える我が国の森林を、持続可能な森林へと変えていくことに貢献できればと考えています。
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Author井内正直 Archives
December 2024
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